「土佐勤王党 考察」
2009年 05月 07日
幕末研究 松田智幸 著
平成9年9月発行 私家版
先日、市民図書館で借りてきた本ですが
我慢できず、本日ご本人にお会いしてお分けいただきました (^^ゞ
「龍馬ら斬殺の新事実」の方はすでになく
改訂版を準備中であるとの事で、現書版の複写を許可いただきました
- まえがき -
本書は、十五年も前か、古文書収集中に、
高岡郡半山郷姫野々の郷士、片岡左太郎正雄家の古文書を、相当数購入した。
その中に当時流行である、横巻の手帳に、
「勤王同志姓名付写」として残されていたものを、今発表するものである。
と、ある
この「勤王同志姓名付写」に拠れば
土佐勤王党の盟主は武市半平太ではなく、御家老”深尾鼎”であり
武市半平太は十八番目、十四番目には乾退助がある
また通説では九番目の坂本龍馬は三十七番目
十七番目とされた中岡慎太郎は五十六番目である
吉村虎太郎、岡田以蔵兄弟もある
さて、この順番はともかく・・・
これまで通説とされてきた「維新土佐勤王史」記載の
「土佐勤王党血盟者姓名簿の写」の問題点を資料を挙げて指摘している
この指摘されている箇所が
これまで見落とし或は改竄されていたのではないかとするが
これがより史実に近いものとするなら、大変な事である
なお、もう読みました (^^ゞ
これまで土佐幕末史を読んできた上での疑問点
随分と氷解した気がします
折にふれて記事に出来ればと思っております
ついでに・・・
松田氏は洋学式砲術専門の研究をされており
資料を提出された下記の書籍をご紹介いただいた
もう2~3冊しかない、ってことで (^^ゞ
レア本に弱いっス
幕末洋学教育史研究」
- 土佐藩「徳弘家資料」による実態分布
信州大学教授 坂本保富 著
2004年2月2日発行 高知市民図書館
しかし、いくら撮り直しても写り悪いっス(><)
RICOH GR DIGITAL Ⅱ
垣間見た世界は
物欲よりも
深いようですね!
宿命かも。
なかなか面白いコメントや(笑)
幕末研究をされている方はかなりいるようですね。
それだけ、奥が深いのでしょうか。
写り、5D2+Zeissのレンズと比べちゃうと。やっぱイメージャーが小さいのが致命傷でしょうか。
24インチはでかいでしょう (^^ゞ
随分大型も安くなりましたよね、そろそろ買い時かも。
GRD、結構ノイズが気になります。
なぜかピントがなかなか合いません、持つ手が前後してるよ
うな(><)
あうぅう (^^ゞ