中岡慎太郎墓前祭 高知県安芸郡北川村
2008年 11月 11日
日時:2008年11月9日 10:30〜13:00
場所:松林寺(中岡慎太郎館より徒歩2分)
おそらく・・・19回目かと (^^ゞ
墓前祭は慎太郎が幼少の頃に禅定和尚に学んだと言う
松林寺跡の遺髪墓地にて行われた
現在寺は跡形もなく、残っているのはこの山門だけだとか
以前の記事 → 中岡慎太郎 「松林寺跡・中岡家墓地」
「維新革命最大の転換点は薩長連合の締結であった」と言われ
幕末政治闘争のこの決定的な大事業は
坂本龍馬、中岡慎太郎の二人をさしおいては語れない
しかしながら、現在の慎太郎の評価は
すっかり龍馬ブームの影にかくれしまいぞんざいな扱いを受けており
「どちらがえらいかは興味の薄いところ」
とは現在郷土史研究の第一人者である松岡司氏の言葉だが
その過程における慎太郎の果たした功績は
研究者の間では龍馬より高く評価されているところである
なお、先般のNHK大河ドラマ「篤姫」での龍馬暗殺シーンでは
一緒に襲撃された志士の名前はテロップさえもなく
これが現在の慎太郎の扱いである
高知県、北川村、ともにNHKに抗議するくらいの気概は持ってもらいたい (^^ゞ
無謀なことではないでしょうし、ましてや恥ずかしいことでは決してない
・・・と思いますがいかがでしょう
中岡家ご当主もご参列されているようでした
高知市内にお住まいとか
慎太郎らの墓の周辺は少し以前より様子が変わり
墓を覆うように茂っていた木は切られ
墓の後ろには壁が出来ており、遺髪墓地はたいそう窮屈な状態
(「以前の記事」あるいは → 写真 を参照)
「教育委員会の方で何とか出来なかったか」との声も聞かれました
関係者に聞くと壁が出来たのはこの一年くらいだそうです
ここに埋葬される遺髪は
慎太郎が「蛤御門の変」の前に家族に宛てた手紙に添えられていたもの
と何かで読んだ記憶があるのですが・・・どうなのでしょう
さて、墓前祭が終わって
「軍鶏なべをどうぞ」の声にそそくさと撤退しようとした所
慎太郎館の館長さんが「どうぞどうぞ」と・・・
部外者らしきものは私だけのようだったので丁重にお断りしたのですが
食べました(大笑)
かなり断っていながらみっともない・・・ヘヘヘ
これが軍鶏なべ、初めて食しました
彼らが襲撃された晩、食べようとしたのがこれだったのでしょうか
感慨深くいただきました
第一回目に参加されて以来久しぶりに出席された方に聞いたのですが
来年は二十回目で記念行事・・・の話もとの事でした
全国の熱烈な慎太郎ファンは是非に (^^ゞ
Canon EOS-5D、EF24-105mm F4L IS
EF70-200mm F2.8L IS USM
SILKYPIX Developer Studio Pro Beta版
撮影:2008年11月9日
供え物に是非北川の柚子を来年は供えていただきたいなー
お神酒の土佐鶴は慎太郎の時代は有ったんだろうか何て考えました。軍鶏しばらく食してないです。
門構えからして雰囲気を感じます^^
中のご紹介を楽しみにしたいです。
それと。。。
柚子の記事に 柚子とアロエの化粧水レシピをTB を
させて頂きますので 是非奥様に作って差し上げてね^^
1枚目、柿と人物の配置が良いですね。
イベントの撮影ってどーとっていいのか全くわからん (><)
>土佐鶴は慎太郎の時代は有ったんだろうか何て考えました
藩が贅沢を禁止してましたので、更に北川村では地理的、経済的
に一般には飲まれてなかったと思います。
慎太郎の結婚式では結構酒をとってまして、土佐鶴だったかも (^^ゞ
「なべ」と言うより「汁」でしたね。
15日に霊山で北川産が出るんですね。北川の方が行かれてるのも
知りませんでした。行かない方がおかしいぐらいですが。
>なんか墓の回り、雰囲気変わっちゃいましたね
残念なんですが、個人攻撃になってももまずいので (^^ゞ
以前の写真、綺麗に撮れてるので胸をなでおろしておりますが、
変わった後のも取り直しておかねばです。
言葉にできないです。胸にずっしりときました。。。
私が行った時には時間の配分が悪かったのと
私が地理に無知で、下調べが甘すぎたこともあって
遺髪墓を参れてなかったのです。
慎太郎館と生家だけ・・・
心残りが多すぎる土地です。
画像アップありがとうございます。感謝いたします。。。
ご案内できなかったのが残念で。室戸の像も行けたのに (^^ゞ
こんど幕末の記事は”道編”も構想中です。是非そちらで観光代わ
りにご案内したいと思っております。まだまだ幕末記事はやります
ので”お楽しみ”にしていただければ、これほどうれしいことはありま
せん。
実は、前の晩はマージャンやってまして寝たのが3時過ぎ (^^ゞ
何とかお見せせねばと1時間前には現地に。でなければ寝過ごし
てたかもです。
お恥ずかしながら涙腺がゆるむような想いで
読ませていただきました。
写真の迫力と情感あふれる構図に
思いは北川村に・・・です。
心から楽しみにしております。
どうかお体にもご留意くださいね^^